読了

会社にて「憧夢超女大戦 二十五年目の真実」「ドラガイ」読了。



憧夢〜の方は当時の人間模様の複雑さが、ドラガイは成功か失敗かの境目は非常に際どいラインの様なモノと言うのが印象に残った。



前者ではFMWサイドの証言者の工藤めぐみシャーク土屋の冷静な視点が興味深かった。男女混合の団体所属が故なのだろう。



後者では松沼兄弟の話が本人の認識より実はドラマチックと言うか、プロ入りの経緯が時勢の怖さと言うか。江川がいなかったとしたら、西武がクラウンライターを買収して無かったら、兄弟それぞれの大学時での球団事情が違ってたらとか唸る思いだった。



因みにドラガイの筆者は真説長州力や真説佐山サトルも手掛けた田崎健太氏。ドラガイの前にドライチと言うドラフト1位の選手に焦点を当てた本も書いててそれも面白かった。他にドラヨンと言うのも出てるので近いうちに買おうと思ってる。