神回だけ見せます

TVerは基本民放の番組を見逃したり見返したい人向けと言って良いアプリなのですが、それ以外にもTV erでしか見られないコンテンツもあって、例えばオンエアではカットになったシーンも含めた完全版とか、ドラマだとスピンオフだったりとか。

 

 

それとは別にオリジナルの番組もあって、それが今回のタイトルにもなってる「神回だけ見せます!」って番組です。

 

 

この番組は放送作家佐久間宣之さんとタレント伊集院光さんが日本テレビアーカイブの中から、推薦人がお勧めする「この番組のこの回は神がかってる!」という回を見て、なぜこの回が神回なのか?という解説や感想を実際に流して検証する番組なのです。

 

 

現在までシーズン3:全15回配信されてます(ただ権利関係なのか萩本欽一さんのバラエティ論を本人が余す所なく語った「ブラウンさん」萩本欽一ゲスト回は今は配信されてないようです)。

 

 

個人的に特にオススメなのは「全日本プロレス中継」を扱った2度の回と、テリー伊藤が手掛けた「マスクマン」内のコーナー異人たちとの夏を扱った2度の回です。

 

 

全日本プロレスの方はプロレスに詳しく無い佐久間さんと伊集院さんにこの試合が行われた背景と当時の時代、そして試合の見どころを解き明かす事で2人が思わず唸ってしまうところ。試合映像の方ではプロレスファン的にも新たな発見が見えるかと。

 

 

マスクマンはこの番組がオンエアされた時代を考えるとかなりチャレンジングな企画で、ゲストにゲストゆかりの故人やそのゲストの若かりし姿と対面させるという趣旨で、当時だからその姿を形作るCGに今より稚拙なのですが、それを埋め合わせるための手法としてどうしたかというその努力がすごいんですよ。だからそのシチュエーションにゲストがのめり込んでゆく過程が凄くて見てる視聴者も感情を揺さぶられるんです。そしてこの企画はプロレスファンにも見て欲しいんですよ。見ればその理由がわかります。

 

 

オススメ回以外も面白いです。中には昔はコレが許されてたんだよなと思わず笑ってしまう無茶な番組とかもありますのでお時間があれば是非。

ウチの販売店では、コンビニに納品するのを委託されてるものも含むと殆どの主要な新聞を取り扱っています。

 

 

今朝の朝日新聞にて猪木さんにまつわる政治記者の回想が掲載されてましたが、偶々自分しか店に残ってないタイミングでその記事に目を通して危うく落涙しそうになりました。

 

 

政治の世界に身を投じた猪木さんがふと漏らした本音。それは政治に限らずスーパースター・スーパーヒーローであり続けた猪木さんが猪木さんであり続けることの十字架的なモノだったのかもしれないのかなと。

 

 

もし本日付の朝日を見かけたら一読しても良いのではないかと思います。

違う角度の話題

今でも音楽は基本CDを買うかDL購入で、サブスクはやってません。僕の先輩兼上司兼趣味話仲間の人はやってますが。



「別に曲単位で買うこともできるしやれば良いのに」とは言われますがやはりどちらかと言うと自分の好きなアーティストにだけ、お金は使いたいのです。とは言え中古も買ってるから説得力はありませんが。



サブスクではプレイリストって機能がありますが、要は昔カセットやMDにフェバリットを編集して作成するようなものです。あれはiTunesなどのスマホなどの音楽ツールでも手持ちの曲で作成出来ます。


iPhoneに突っ込んでる曲が結構あるので、いつの間にかテーマを決めてプレイリストを作るようになってました。



縛りの一つとして、CDに収まる時間の曲数にするのがあります。後日姉に焼く事があるからです。



ちなみにどんな感じかと言うと例えばこんな感じです。





このリストのテーマはフォークっぽい曲って縛りです。



こんな感じで作成しておくと後から聞いた時普通にアルバムから聞くのと違うストーリー性と言うか味わいが出たりします。勿論自己満足ですが。まぁこう言うプレイリストがiTunesに結構な数今では作成されましたね。



まぁ、iPhone自体に結構楽曲は登録してはいますが、家自体にはそれ以上にCDは溢れ返ってますので、それらを全部は流石に入れるのは難しいので。そう言うのは在庫から引っ張り出して車で聞くしか無いかなぁ。



今サブスクの普及の影響で音楽プレイヤーが廃れ始めてるって話も聞きます。なんかそう言うのは寂しいので自分の好きな音楽を好きに聴ける環境は維持したいものです。

単純な話

少し間が空きました。



前回の記事が記事なので、落ち込んで書けないとかって思われたりするのかなとも思いますが、正直な所、他のSNSとかはその間も投稿してるので単純にブログとして何を書けばいいか思いつかなかっただけなんですね。



多少ネガティヴに思われようと、ブログに関しては他のSNSより自分の内面を少しだけ曝け出すつもりで一応書いてるので、その上で極力迷惑をかけない様にとも心掛けてはいます。少なくとも今のスタンスはそうです。



まぁもう誰かの事をどうこうとかってのは他のSNSも含め触れたく無いかな。顔も付き合わせてもいないのにそこで苦しんだり悲しんだりは心のキャパシティを超えてしまうし。



さて、折角なので、先日亡くなった2個上の姉との思い出を少し綴りますかね。



僕には5個上、2個上、1個上の姉がいました。2個上の姉は僕にとって1番仲が良いと言うか1番優しい理解者と言うか。あと、ボクら姉弟の中で1番常識的と言って良い感覚の人と言いますか。



自分の中の正義感を持ってて、それは反抗期の時とかに少し棘のある様に学校とかでは見えていたのかも知れないけど、同級生の人から別にそれで嫌われたりした様には見えませんでした。



僕に対して優しかったのは「アンタは私達と違って男の子なんだから噛み合わないところがあっても仕方ないんだよ」と。明確に言葉で伝えられたわけでは無いけど、そう思って接してくれてたのかなと思う事が多々あった。



思い出を一つ一つ挙げていくととめどないし、自分の中に留めておく事もあるけど、一つ思い出としては、姉が高校、僕がまだ中学の頃だったか、ある冬の夜姉が夜友人の所に出掛けた後祖父が玄関を鍵かけてしまって、深夜の冬の中家に入れなくなって。その頃偶々自分の寝床が一階でしかも窓際だったのが幸いして、僕を起こして何とか家に入れたことがあった。祖父は怖い人だったので(元軍人)気づかれない様にそっと玄関を開けに行くのが大変だった。



まぁ北海道の真冬の夜なんで頼まれたら断るわけにはいかないし。



後々姉の口から何度もあの時は本当に助かったと。それからはさらに優しくなった気がする。



あと、高校卒業後札幌の専門学校に進学が決まり、地元を旅立つ時、札幌行きのバスへ見送りに来てくれたっけ。その時バスに乗る前に飲もうと買った缶コーヒーがいざ乗り込む時まで結局飲むタイミングがなくて、バスの中で飲んだら車酔いしそうだなと何故かその時思って、乗り込む寸前に姉に「これ代わりに飲んでよ」って渡してそのまま出発した。



それから最初に帰省した時、姉の部屋の一角にその時の缶コーヒーがあって。手付かずに。



(ああ、飲まなかったのか)と、その時は思うだけだったけど、今思うと離れて暮らす事を寂しく思ってくれてたんだなぁって。



そう思ってくれていた人がこの世からいなくなった。でも、思い出は自分が生きている間は多分残り続ける。



年を取ると人の輪が広がる人と小さくなる人がいて、僕は確実に後者だ。でも、確かなのはこの世にいてもいなくても、自分の事を好意に思ってくれる人、思ってくれていた人がいたというその事実と思い出が胸に残ってるから出来るだけ生き続けたいと思っている。

結果通夜にも告別式にも参列出来ずに帰道

結論から書くと一報を聞いて直ぐ向かったものの、葬儀場等の場所確保の問題で通夜が19日になるとの事。仕事にあまり長く穴を開けるには難しい時期だったので香典と花を出す事や姉の娘達の相手をすることくらいしか出来ず帰宅となってしまった。



場所確保の一報があるまで札幌で待機してその日程にあわせて向かえばよかったのかも知れないが、そこまでうまく行ったかどうか解らない。



対面出来た事、姉の旦那さんに娘達の事をケアしてくれて有難うと言われた事が救いなのかも知れない。



胸に大きな穴が空いたようだ。



でも明日から日常生活が再開する。